腰椎椎間板ヘルニアの症状

背骨の腰の部分（腰椎）の骨と骨の間にあり、クッションの役割をしている「椎間板」が潰れ、その周りの神経を刺激することで起こる症状です。
症状としては、

• 腰痛
• 腰～お尻～足のしびれ
• 足の熱感
• 足の感覚異常

などが起こります。
また、症状の改善までに長期間かかってしまったり、一度症状が治まったと思っても疲労が溜まったり、腰に負担をかける運動などをした時に症状が再発したりすることもある厄介な症状です。

腰椎分離症の症状

腰椎が分離することによって、神経やその周りの筋肉が刺激される症状です。
腰痛、お尻～足の痛み・しびれなどを引き起こします。
原因は、スポーツで腰椎に負担をかけ続けることだと言われており、スポーツ選手の約３０％は腰椎分離症を持っています。
また、悪化すると、骨が分離するだけでなく、上下の骨とずれて行く「すべり症」も発症してしまうこともあります。

当院での施術

腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離症の原因になっている部分だけではなく、

• 骨盤
• 背骨の歪み
• インナーマッスルの弱化
• 腹圧の低下

と考えています。
骨盤や背骨が歪むと、腰の関節・神経に負担をかけ、椎間板が潰れる原因になったり、症状が起きる原因になったりします。
また、インナーマッスルが弱ると、骨盤や背骨を支えられなくなり、歪みが出たり歪みが改善しなかったりします。腹圧の低下があることで、体幹を支えられなくなったり、内臓の機能が低下し、血行不良を起こしたりします。
そこで当院では、まずは骨盤・背骨などの体のバランスを整えます。その上で体のバランスが再度悪化しないよう、インナーマッスルの強化・腹圧の調整を行います。さらに、腹圧の調整では、内臓の機能を高めることができるので血流が良くなり、腰椎椎間板ヘルニアの症状を改善・再発防止に導くことができるのです。
また、痛みの緩和に鍼治療も有効的です。