側湾症

側湾症の症状

側湾症の症状側湾症とは、正式名称は「脊椎側湾症」と言い、脊椎が捻れながら歪み、戻らないことをいいます。
側湾症には、大きく分けて

  1. 先天性側湾症(生まれつき)
  2. 神経・筋原性側湾症(筋ジストロフィー・脳性麻痺などの病気による側湾)
  3. レックリングハウゼン症などによる皮膚症状を伴う側湾症
  4. マルファン症候群などによる、血管や結合組織での側湾症
  5. 感染症による側湾症

など、生まれつきの場合と、思春期までの間に起こる側湾症と、病気による側湾症があります。軽度のものだと症状が出ない場合もありますが、側湾が強かったり体の状態が悪いと、こりや痛みが出やすかったり、図のような諸症状が出やすかったり、腰から足にかけての痛み・しびれなどの腰椎椎間板ヘルニアなどの症状が出やすくなったりします。
整形外科では、一般的にコルセット装着、必要に応じて手術を行います。
また、整骨院では症状が出ている部分に電気療法、温熱療法を行うこともあります。
しかし、背骨が正しい形になることは難しく、治療や施術を行っても一時的な改善だけだったり、痛みやこり、しびれなどが慢性化することも少なくありません。

当院の施術

当院では、側湾症での症状の原因を骨盤の歪み、インナーマッスルの低下、腹圧の低下だと考えています。背骨を支えているのは骨盤です。骨盤の歪みがひどいと、背骨の側湾も悪化してしまいます。そうなることで背骨の動きが悪くなり、こり・痛み・しびれなどの症状が出やすくなります。
また、インナーマッスルが低下すると、背骨を支える力が弱くなり、側湾がひどくなったり、側湾での症状が悪化しやすくなります。腹圧(お腹の圧力)も同様です。
そこで当院では、独自の骨盤矯正・背骨矯正の施術を行い、背骨の動きの矯正・骨盤のゆがみを矯正します。その上でインナーマッスルのトレーニング・腹圧の調整を行います。そうすることで、背骨や背骨以外の体幹が強くなり、側湾症での症状を改善に導くことができるのです。
側湾症は、こり・痛み・しびれなどの症状で悩まされるのはもちろん、見た目の姿勢も悩みになってしまうことも少なくありません。